■ 「環境の健康」について ■

さらに家が長持ちするには、住まう人にとって記憶に残る住まいであることが大切です
自然と愛着がわき、長い間住み続けたいと考えるようになる住まいは環境にも優しいと考えます

 

■1■ 素材感・手作り感をうまく生かしたすまいを心がける

注文住宅は当然手作りだし世界に一つだろう!と思われるかもしれませんが、間取りやプロセスに関してではなく、いつも体が触れる「建材」に関してはどうでしょうか?

今の住宅は内装・外装が工場生産された建材メーカーの既製品が主流です。

仕上げが均一で美しく、また大量生産でコストダウンの上施工性が良い為に、広く普及しています。すでに家は既製品を組み合わせて建てているというニュアンスに近いかもしれません。

表面に合成樹脂等の化学的な加工を施しているのが一般的で、耐久性が高くメンテナンスも簡単なのが特徴です。

しかしながらこのような建材は仕上がりが均一すぎて、少し時間が経つとどうしても陳腐化してきたり、いつまでも変わらない表情に少しずつ飽きが出てきてしまいます。逆に傷が付いたりすると変に目だったり補修が難しかったりします。そして化学物質を多用しているためシックハウスの心配も無視できません
見た目やコストを考えると優れている点は多いのですが、長持ちをさせようという点では、どうしても問題が残る建材といわざるを得ないのが現状です。

それに対して自然系素材は、昔から使われ続けた無垢材や土壁・和紙などの自然から作られた建材です。これらの建材は、自然由来の為大量生産にも向きません。
質が均一ではなくあまり施工性は良くありませんが「心地よさ」「癒し」さらに、本能で知る「優しさ」というものが、天然素材にはあります。また素材自体が無垢などで出来ているため表面が傷ついても修理が簡単です。
工業製品にはない、人の手で創った「素朴」さのようなものを感じとれ、シンプルなライフスタイルにマッチするということで最近人気が復活してきました。
製造や廃棄時に有害な物質などが発生しにくく、長く使えるのでリサイクルの上では非常にメリットがあります

しかし、建築する際には手間は多少かかるため、その分コストは若干上がりますが、世界にひとつだけしかない」という満足感、時間が経つにつれて味わい深くなり、時をともに重ねることができる実感でき、自然と愛着が増して行きます。

このような素材を、機能的に適所に使うことが、本能的に生態に優しい環境と共生することも意味するのです。出来るだけ化学物質を排除した建材の使用を心がけ、地球環境を悪化させない建材を使用したいものです。

 

 



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